「般若心経」にある有名な言叶で、「色即是空、空即是色」(この世界はすなわち空なり、空はすなわち世界なり)という意味です。
この世界は実在すると思われているけど実际は「空」です。存在するなんらの根拠もありません。逆に言えば「空」だから、この世界が存在しているのです、という意味です。
「空」とは、「空っぽ」ということ。根拠がないということ。なんら実体がないこと。大乗仏教の根本思想。
「色」とは色彩ではなく、世界のことです。私たちの暮らしている世の中。俗世。
「般若心経」は大乗仏教の「大般若経」全600巻の一つで、「般若経」の「空観」のエッセンスを短く述べたお経です。正式名称は「般若波罗密多心経」。
そのあとの「时なき世へ」というのは、あの世は时间がありませんから、「时のない世です」。私は时のないあの世へ行きますよ、という意味です。
特别変った思想ではありません。「无常観」は日本人ならばたいてい心の奥深くに共通に持っている思想です。
(般若心経は汉字にして260文字余の比较的コンパクトなお経で、宗派に関系なく良く唱えられます。禅宗などもあまりお経を唱えないのに般若心経は唱えます。京都などで写経するときもたいてい般若心経です。だから日本でもっともポピュラーなお経です)
専门的な话になるけど、前の句「色即是空」は比较的理解が容易ですが、後の句「空即是色」の方はちょっと难しいですね。
前の句と後の句は、同じことを逆に言っているだけに见えるけど、ちょっと违うんです。
仏教では「往相」と「还相」という言叶があります。
文字通り「往相」とは「往くこと」、「还相」とは「还ること」です。
だから前の句「色即是空」はこの俗世が空しいと言って俗世から离脱することを意味し、一方の「空即是色」は一旦この俗世を舍てて离脱するけれども「空しい」ことを悟って、改めて俗世に戻ってくる、戻ってきて「空」を実践することを意味します。
大乗仏教が小乗仏教と违うのは、出家して俗世を离脱するだけでなく、「空」を悟ってふたたび俗世に戻り、人々にそれを知らしめる「慈悲」の行いを说いたことにあります。
「般若心経」が大乗仏教の経典である所以はそこにあります。
以上参考日本雅虎
追问ありがとうございます
追答远虑なく